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2006年10月30日 (月)

組織の病理

今の職場に就職して5年目になるが、遅まきながら、組織の病理というものを実感しつつある。

どの組織にも「非公式な意思決定機構」がある。下世話な言葉で言えば「派閥」である。働き始めてしばらくの間は、そのような「派閥」が存在することさえ知らず、目の前の仕事を覚えることに集中できるものである。

しかし、どの組織にも「人事」というものがあり、それをきっかけに、「派閥」の存在に気付く機会も出てくる。その結果、「派閥」から排除されているために不当な処遇を受けていると感じた者は、スポイルされ「不満分子」となってしまう。一方で、「派閥」の存在など頓着せず組織のために尽くす者も多いが、往々にしてそうした忠誠は裏切られる(極端な場合、過労死など)。結果として、「派閥」はますます大きな力を獲得することになる。こうした構造が見えてしまうと、労働意欲は減退してしまうが、社会科学を研究する者として(?)、これも経験だと考えるようにしている。

折しも、先日食事したばかりの元上司が、体調不良で検査を受けるという。清廉潔白に組織のため尽くしてきた方なので、悪い結果とならないのを祈るばかりである。

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2006年10月28日 (土)

なぜ政治家は「教育改革」を好むか

「教育改革」とは、政治家にとっては非常に便利なスローガンである。

なぜなら、その政治家が打ち出した「教育改革」が実行に移されても、その「成果」は目に見える形ではなかなか出てこない。仮に出てくるとしても、それは10年以上後のことになるだろうから、その政治家自身の責任は問われずに済むわけである。従って、たとえば「景気回復」をスローガンにすることと比べると、「教育改革」を唱えることの政治的リスクは著しく低いと言えよう。

加えて、「学校」や「教師」という存在には多くの人が複雑な感情を抱いている。そのことによって、政治家が教師をスケープゴートにし、国民の不満をそらすことが容易になっているのではないか。

安倍首相は「教育基本法改正」を当面の主要な政治目標とし、東京都知事は左派系教員への攻撃に余念がない。そこにイデオロギー的理由があるのは言うまでもないが、上記のような巧妙な政治判断が働いている可能性もあろう。だとすれば、彼らも思いの外老獪な政治家ということになる。

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2006年10月25日 (水)

先輩たちとの食事

今日は昼・夜とも、1年半前まで在籍した課の先輩との食事だった。私がこの10月で再異動となったこともあり、それぞれ席を設けてくれた次第。

昼は、元上司の女性と職場近くの店に。私としては恐れ多いくらいのワーカホリック、かつ綺麗な人なのだが、なぜか親切にしてくれる。結局おごってもらうことになり、恐縮。夜はうって変わって、50代のおじさん3人と飲み。多くの若手からは、昨日書いたような意味で敬遠されている人たちである。仕事の愚痴で怪気炎を上げ、結局、帰宅は11時半となってしまった。

10月の異動が本意でなかったこともあり、考え込んでいたのだが、先輩たちの気遣いに応えるためにも気を取り直さねば・・・と思いつつこの文章を書いている。とりあえず、明日のために寝よう。

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2006年10月23日 (月)

「世代間対立」の不毛

勤務先で、世代が自分と同じか、それより下の若い仲間と飲むことがある。そうした機会にかなりの頻度で出るのが、「仕事をしないベテラン」への不満である。私などは、そうした「ベテラン」の方とおおむね仲が良いので返答に窮してしまう(自分がそれほどの「仕事」をしている自信もないし)。

たしかに、「給料相応の仕事をしてくれ」という不満には一理あるかもしれない。ただ不思議なのが、そうした不満が「管理職」に対してではなく、「ヒラ」の先輩に対して向けられることだ。管理職の方が、彼らの非難する「ベテラン」よりも、遥かに良い待遇を受けているのに。やはり、無意識のうちに、立場の弱い者へ怒りの矛先を向けてしまうのだろうか。

「格差社会」が問題化している今、若い世代からは「団塊の世代」や「バブル世代」への怨嗟の声も聞かれる。しかしそうした怨嗟は、「格差社会」を今まさに作り出している、政治的・経済的権力者に対してこそ向けられるべきではないだろうか。そして、未だに若い世代の同情を集めている堀江氏などは、間違いなくそうした「権力者」の一員だったのである。もちろん、安倍首相についても全く同じことが言えよう。

不毛な「世代間対立」的発想にだけは、陥るまいと思う今日この頃である。

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2006年10月22日 (日)

ブログ開設。

社会人大学院生のAKIOです。突発的に、ブログを開設することにしました。

最近いろいろと煮詰まり気味なので、自分の置かれた状況を客観視するために、少しずつ書いていければと思います。

個人的なことを中心に、余裕があれば、政治などの話も。

よろしくお願いします。

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