消えゆく「現場仕事」
今日は多忙な1日だった。窓口業務の間に、トラブル対応や組合の会議が入り、さらには緊急の係ミーティングと、ろくに食事をする暇もなかった。
ミーティングの議題だったのが、人員削減を目的とした業務の「外注化」である。出席者としては、基本的に反対する方向で一致したのだが、実際のところ「組織の意思」は既に決定済みのようである。結局のところ、「人減らし」が至上命題で、業務効率などは二の次・三の次ということなのだろう。
外注化が検討されている業務は、上層部から「現場仕事」とみなされているのだが、実際には専門性の高い業務も多い。他の部署でも似たようなことが計画されており、私が従事してきたか、今後従事したいと思っていた仕事が消え失せようとしている。「現場仕事」にそれなりの誇りを持ってきた者としては、空しい限りである。
際限のない外注化は、職場に新たな「身分社会」を作り出すだけである。正規雇用者は現場から切り離され、「上」の立場から業者に指示を出す。たとえ同じ部屋で仕事をしていても、両者が対等な目線で顔を合わせることはない。日本中の職場でこうした光景が繰り広げられてきたことが、差別意識の強化・再生産につながってきたのではなかろうか。
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