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2006年12月29日 (金)

新年に向けて。

先週1週間、ノロウィルスのため自宅静養する羽目となったのだが、どうにか回復し、昨日(28日)無事仕事納めを迎えることができた。不本意な異動など、良からぬ出来事が多かった1年を象徴するかのような、ノロウィルス感染であった。

2007年はこのような流れをせき止め、自分にとって良い1年にしたいものである。ちょうど、1月から職場の研修で、英会話の「上級」コースを受講できることになった(病休直前に、受講希望者用のテストを受験したところ、なぜか「上級」認定されてしまったのである)。折角の機会なので、真面目に取り組んで今後に生かしたいと、柄にもなく殊勝なことを考えている。

並行して、大学院での研究も進展させなくてはならないのだが、さてどうなるやら・・・。

最近読んだ本:ジョシュア・ギルダー、アン=リー・ギルダー著『ケプラー疑惑』(地人書館、2006年)。ケプラーは、先輩研究者のティコ・ブラーエを毒殺して、その研究成果を流用したのではないかと指摘する本。なかなか面白い。

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2006年12月21日 (木)

「意地悪ばあさん」の死を悼む

青島幸男氏が亡くなった。長年、同氏に好感を抱き続けてきた私としては、悲しいニュースだった。追悼報道はおおむね、「政治家」ではなく「タレント」としての青島氏に高い評価を与えている。しかし私は、同氏は骨の髄まで「政治家」であったと思う。

「一匹狼」として権力批判の活動を貫いた、「参議院議員」としての24年間こそ、青島氏が最も輝いていた時間であった。まるで地震計のように「庶民の心」を感知し、それを代弁できる才能は稀有のものだった。その後、行政官(都知事)となってその輝きが曇ったとはいえ、昨今のタレント議員や自称「改革派」政治家と違って、自民党に出たり入ったりするようなことは最後までなかった。小会派「第二院クラブ」の政治家として、最低限の節は守り通したのだ。

私の印象に強く残っているのは、最後の選挙となった2004年の参院選で、30年ぶりに街頭演説に打って出て「反戦」を訴えた青島氏の姿である。そこには時代状況への危機感もあっただろうが、それ以上に「参議院議員」復帰への執念を強く感じた。だからこそ、約60万票を得ながら落選した結果へのショックは大きかったに違いない(当時の記事が示すように)。

残念ながらこの10年間で、日本社会には、かつての青島氏や市川房枝氏のようなタイプの政治家を、正当に評価できる余裕がなくなってしまった。青島氏の「ライバル」・石原慎太郎氏に象徴されるように、権力主義的な政治家であればあるほど世論からバックアップが与えられる。青島氏の死は、「反骨心」「少数意見」がそれなりに尊重されていた、「古きよき時代(=戦後民主主義)」の終わりの象徴なのである。

青島氏のご冥福を心から祈りたい。

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2006年12月14日 (木)

「戦後の終わり」、でも日常は続く。

教育基本法「改正」と、防衛庁の「省」への格上げが共に国会で成立しようとしている。戦後の自由主義体制に嫌悪感を抱いてきた勢力の、長年の願いが達成されつつある「歴史的瞬間」である。しかしこうした中でも、意識の中心が職場のゴタゴタに向かってしまうのが歯がゆい。

今日は、昨年まで同じ部署で仕事をした仲間と、組合関係の相談もあってお昼を共にした。彼は今でもその部署に在籍しているのだが、私がいた頃の和やかな雰囲気は薄れてしまっており、組合活動にも支障が生じているようだ。そのことは薄々感じてはいたものの、当時の上司・同僚とは今でも親しく交流しているだけに、何とも複雑な気持ちになった。組織全体に余裕がなくなっているということだろう。

おそらく、日本中の多くの職場で似たような光景が繰り広げられているのだろうが、その結果として人々が「政治的無関心」に陥るとすれば、権力者にとって願ってもない話である。無力な国民が心理的に追い詰められる中、政治家はそれを利用して、自らの目的を着々と達成しているのが実情ではなかろうか。自戒をこめて指摘したい。

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2006年12月11日 (月)

ブランキーの曲

最近、近所のレンタルビデオ店から、ブランキー・ジェット・シティの昔のアルバムを借りてみた。彼らの曲を聴くのは随分久しぶりだが、初期の作品「冬のセーター」「ディズニーランドへ」「クリスマスと黒いブーツ」などは今でも説得力がある。

正直、現在の浅井健一の音楽活動には興味がないし、ブランキーでも後期の作品は露悪趣味が過ぎ、私の感覚に合わない。それでも、90年代初頭の彼らが持っていたインパクトについては、下の世代に語り継がれるに値するだろう。

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透き通った心は 歳と共に消えてなくなり
残酷な出来事に 感覚が鈍り始めて
歪んだこの世界に 染まっちまったらおしまいだぜ

太陽とか 冒険とか クリスマスとか 黒いブーツが
子供の時から ただ単純に ただ単純に 好きなだけさ 好きなだけさ

(「クリスマスと黒いブーツ」)

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